PPI view
要約 | PPI viewは、ヒトのタンパク質間相互作用 (PPI:Protein-Protein Interaction)情報を表示しています。主要な5つのPPIデータベース(BIND, DIP, MINT, HPRD, IntAct)から、データの収集・統合を行い、H-InvDBの独自予測されたタンパク質についてPPIの割り当てを行いました。その結果、9,268件のタンパク質からなる32,198件のヒトのタンパク質間相互作用情報が得られました。 (H-InvDB version 5.0時点)PPI viewはユーザーの興味あるタンパク質(遺伝子産物)と相互作用するタンパク質を表示し、そのタンパク質の遺伝子の位置(Locus view)や遺伝子の機能情報(cDNA view)へのリンク、そしてデータ元PPIデータベースへの参照情報や、文献、実験手法を表示します。PPI view: http://www.h-invitational.jp/hinv/ppi/ PPI view サンプル画面:http://www.h-invitational.jp/hinv/ppi/ppi_view.cgi?hip=HIP000084307 |
---|---|
主な対象データ | タンパク質-プロテオーム |
PRTRマップは排出量マップと濃度マップ
要約 | PRTRマップは排出量マップと濃度マップで構成されており、排出量マップは、 国が公表した平成14年度から平成30年度(平成13年度から平成29年度把握)までのPRTR届出データの排出量を、 縮尺に応じて都道府県単位または市区町村単位(自治体単位)または町名単位で色分け表示しています。 濃度マップは、 平成14年度から平成30年度(平成13年度から平成29年度把握)までの日本全国の化学物質の 年間日平均の 大気中推定濃度を、5倍メッシュ(5km×5km)(縮尺1/20万以上では3次メッシュ(1km×1km※))の メッシュごとに濃度に応じて色分け表示しています。 大気中推定濃度は、 国が公表した平成14年度から平成30年度(平成13年度から平成29年度把握)までのPRTR届出データの排出量と PRTR届出外データの 排出量(すそ切り以下事業者、PRTR非対象業種事業者、移動体及び家庭からの排出量)を合計したメッシュごとの排出量データの他、 年間気象データ等を基データとして、独立行政法人産業技術総合研究所で開発されたAIST-ADMERで計算しています。 (平成25年度までの推計はAIST-ADMER Ver,2.6を平成26年度からはAIST-ADMER Ver,3.0を使用) ※ 1km×1kmのメッシュで表示されるのは、平成22年度以降のPRTRデータに基づく推定値です。PRTRマップで公開している排出量(事業所、3次メッシュ、5倍メッシュ)、大気中推定濃度(3次メッシュ、5倍メッシュ)、 AIST-ADMER計算用入力データは、こちらからダウンロードが可能です。 |
---|---|
主な対象データ | 排出量データ | 濃度データ |
TOT-DB
要約 | TOT-DB (The Theileria orientalis Genome Annotation Database)は、寄生性原虫タイレリア・オリエンタリスの遺伝子と転写産物を対象にしたデータベースです。G-integraプラットフォームのゲノムブラウザによって、発現データおよび遺伝子予測ソフトウェアからアノテーションされた遺伝子領域が表示されます。ゲノムブラウザ上で閲覧するだけではなく、BLASTによる相同検索やデータの一括ダウンロードも行えます。 |
---|---|
主な対象データ | 比較ゲノム |
toxBridge
要約 | toxBridgeは肝毒性in vivo/vitroブリッジングに着眼したデータベースである。公開データベースOpen TG-GATEsに登録されている約170の化合物によるラットin vivo(肝臓)/vitro(肝細胞)及びヒトin vitro(肝細胞)の遺伝子発現データの大規模数理解析を行った。本研究では、肝毒性を予測するためのマーカー群としてのパネル構築を目的として、化合物種、暴露期間、暴露量ごとに遺伝子刻印およびそのパスウェイを推定し、また4種の肝毒性に関する生理的指標についても整理を行い、体系的にデータベース(toxBridge)に収納した。toxBridgeの特徴としては、in vivo - in vitroやin vitroヒト-ラット間のブリッジングに着眼し、発現プロファイルのブリッジ間における様々な相関指標をデータベースに格納しており、各種相関指標による化合物検索や遺伝子・パスウェイを検索する機能を有している点である。この機能により、相関指標を用いてどの化合物がブリッジングとして有意であるか、また相関指標が優位である化合物を選択することでブリッジングにおける分子群を選択し可視化可能としている。加えて既存情報であるFDAが公開しているDILI (Drug Induced Liver Injury)Rankを用い化合物を選択し、相関指標を用いることで肝毒性におけるマーカー群となりうる分子パネルの選定を可能としている。 |
---|---|
主な対象データ | ラット|人|in vivo | in vitro |