プロジェクト名 | 医用化合物スクリーニング支援システム |
分野 | 調査中 |
目的 | 本研究開発では、リード探索の目的で行なわれる数十万もの化合物を対象にしたスクリーニングから得られる数百の活性化合物の構造を、コンピュータを用いて合理的に解析するプログラムシステムを開発することをめざします。 |
紹介 | 新薬開発には通常、開始から市場に出るまでに10?15年もの歳月がかかります。目的の生物活性をもつ化合物(リード)を見つける段階に始まり、化合物の改良、ヒトでの有効性・安全性の確認などの膨大な研究開発過程を経てはじめて一つの医薬が完成します。リードの構造に基づいて化学合成される多数の化合物から、薬効・物理的特性・副作用などの観点から厳しい基準を満たす医薬候補を確実に創り出すためには、適切なリードを選ぶ必要があります。本研究開発では、リード探索の目的で行なわれる数十万もの化合物を対象にしたスクリーニングから得られる数百の活性化合物の構造を、コンピュータを用いて合理的に解析するプログラムシステムを開発することをめざします。薬物の作用の標的となる蛋白質の構造が未知の場合には活性化合物の構造に基づいて活性発現に必須な構造要素を推定し、蛋白構造情報が使える場合にはドッキング法を用いて薬物分子と標的蛋白との相互作用を推定することにより、リードの適切な選択と最適化を支援します。 |
キーワード | 調査中 |
開始-終了年度 | 2000-2004 |
代表者 | 寺田弘 |
代表者所属組織 | 東京理科大学 |
予算 | 58.5(1999), 81.7(2000), 60.8(2001), 46.2(2002), 28.9(2003) |
代表委託機関 | バイオテクノロジー技術研究組合|医療福祉機器研究所 |
参加機関 | (株)医薬分子設計研究所|武田薬品工業(株) |
報告書 | |
特許(日本、海外) | |
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